よく、頭痛を起こした時などに「頭痛に効くツボ!」みたいなのを調べて実践しますよね(私だけ?)。
で、最近ふと思ったのが、「もしかして『押すだけで癒されるツボ!』みたいなのもあるのかな?」ということ。
もしそんなツボがあれば、時間もお金も手間もかけずに手軽に癒しを味わうことができます。
さっそく調べてみたところ、どうやら癒しのツボは手のひらに存在しているようです。がぜん気になりますね。
というわけで今回は、「手のひらのにある癒しのツボを押すと本当に癒されるのか?」という疑問について徹底的に検証してみたいと思います。
それではまいりましょう!
もくじ
手のひらにある癒しのツボ
人間の手は「第2の脳」とも呼ばれており、さまざまな神経が細かく張り巡らされています。
そのため、手のひらには心身を癒す無数のツボが存在しています。
今回は、中でもとりわけ癒し効果の高そうな以下の3つのツボを押してみようと思います。
- 労宮(ろうきゅう)
- 虎口(ここう)
- 神門(しんもん)
それぞれのツボの場所と効能について、順番に説明していきますね。
「労宮」は自律神経を整える
労宮は、手のひらのちょうど中央にあるツボです。手のひらにある中指と薬指の骨の、ちょうど中心に位置します。
労宮は、ストレスやイライラ、緊張などの昂った気持ちを鎮めてくれるツボです。「心に直結しているツボ」とも言われています。
労宮を押すことで、乱れた自律神経が整い、メンタルのバランスが安定するのです。
「虎口」は冷え改善
虎口は、親指と人差し指の股の部分にあるツボです。
虎口の主な効能は、ズバリ冷えの改善です。夏でも指先が常に冷たい、という方には特に有効です。
虎口を押して血行が改善されることで、身体全体の血の巡りもよくなり、臓器の疲労回復にも繋がります。
「神門」は快眠効果も
神門は、手首の内側、小指側のくぼみにあるツボです。手首を外側から見た時にある、ボコっとした骨のちょうど裏側です。
神門は、昂った神経を落ち着かせてくれるツボです。
不眠にも効くとされており、押すと快眠の手助けにもなります。
ツボはどうやって押すの?
さて、手のひらにある癒しのツボの場所と効能は分かりましたが、そこを一体どのように押せばよいのでしょうか?
調べてみたところ、まずツボを押すのに使うのは親指です。親指の腹で、ツボをぐーっと押すのがよいみたいです。グリグリとほぐすように動かすのもOKとのこと。
押す時間は、だいたい5秒間ほど。呼吸も忘れずに行うのがポイントのようです。
回数は、ひとつのツボにつき5回くらいが目安。リラックスして行うとよいみたいですね。
手のひらにある癒しのツボを押してみた
というわけで、さっそく手のひらにある癒しのツボ3つを押してみました!
それぞれの場所につき5秒間を5回ほど、呼吸も忘れず、リラックスした状態で……。
そんなふうに、実際に手のひらのツボ押しをやってみた感想は……。
ただのプラシーボ効果かもしれません。
でも、実際に心を落ち着けて、深呼吸を繰り返しながら集中して手のひらのツボを押してみると、なんだか気持ちが静かになって、スっと落ち着く感覚がありました。
手のひらのツボ押し、バカにできません。
「そんなすぐ効果感じないでしょ……」と思うかもしれません。し、効果の出方には個人差があると思います。
しかし、手のひらのツボを押して得られる効能は説明した通りです。
すぐに効果を感じられなくても、毎日ふとした時に何となく続けてみるだけで、心身にポジティブな変化があらわれるかもしれません。時間もお金もかからないので、やってみて損はないと思います。
手のひらのツボ押し、騙されたと思ってやってみて
いやほんと、騙されたと思ってぜひやってみてください。
私は正直「いやツボとか押してもそんなすぐ効果ないでしょ……」と思っていました。「やっぱり大した効果は感じられませんでした」と正直にこの記事に書くつもりでもいました。
しかしこれがなかなかどうして、癒される……というか心が落ち着く……。
何となく疲れたな、だるいな、と感じた時に、何気なく手のひらのツボをグリグリしてみてください。
心がスっと軽くなって、リラックスできますよ。